内容説明
かつて広島に「Mr.紙屋町」と呼ばれた男がいた。廣島そごうの生みの親である―。戦争、原爆、終戦、経済復興、バブル崩壊…激動の時代。巨大グループ・そごうの栄枯盛衰を見届けた男の「証言」とは!?水島廣雄そごう前社長の回顧談を収録。
目次
証言其の1 父母のこと、兄弟姉妹のこと
証言其の2 戦禍に見舞われて―学童疎開、そして原爆
証言其の3 中学・高校・大学へ―広島商業・観音高校・大分大学
証言其の4 奮闘の大阪時代―兄との別れ、そして結婚
証言其の5 広島そごう開設へ
証言其の6 広島そごう誕生秘話―竣工、そしてオープンへ
証言其の7 そごう凋落―バブル崩壊、そして暗転
証言其の8 最終章―感謝を込めて
著者等紹介
柚〓博[ユザキヒロシ]
昭和8(1933)年11月20日生。己斐小学校(旧己斐国民学校)から広島商業学校、広島観音高等学校、大分大学経済学部を経て、そごう百貨店(大阪本社)へ入社。小学六年生の時に世羅郡に学童疎開。帰広後、原爆の惨状を目にする。そごう外商部時代、母の死をきっかけに広島へそごうをつくりたいと強く思い、広島そごう実質責任者として、準備室から開店までほぼ孤軍で奔走。店次長、店長、常務取締役、代表取締役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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