内容説明
…忘れてはならないのは、街の復興に励んだ、物言わぬ商人などの尊い汗と努力だ。下町はB29の猛爆によって廃墟と化したが、瓦礫の山を片付け店舗を造り、商店街を築いていった。(「本屋の戦後五十年」より)
目次
手繰り寄せる歴史との繋がり
軍拡、国威発揚、大国を目指して
海軍主計大佐と十七歳の少年兵
勝海舟を慕って
禮次、海軍経理学校三期生
上京、禮次大佐を訪れる
河和海軍航空隊に入隊
第一一四期普通科飛行機整備術練習生
海軍第十七突撃隊に派遣
戦後始めて禮次(元大佐)との出会い
鶴子氏と故郷墓参を果たす
本屋の戦後五十年
青春時代を過ごした小野書店
商社に販路を繋ぐ
結婚五十年の思い出
続 本屋の戦後五十年
私が十三年お世話になりました
緑と品格のある街
佐伯泰英先生への手紙
八十六歳からの絵画倶楽部
著者等紹介
川嶋定雄[カワシマサダオ]
1927年12月滋賀県に生まれる。2011年書店業を閉じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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