出版社内容情報
ペリー提督によってこじ開けられた開国ではあったが、幕末日本の英傑や俊秀達はすでに時代の風を診ていた。近代日本の萌芽を追う。
内容説明
九州で起こった島原の乱に手こずった幕府はキリシタン禁止と一体となった鎖国制度を国の祖法として定着させた。この強固な禁令は200年以上も続き、日本と日本人を厚い扉で閉ざす結果となった。その扉はペリー提督によってこじ開けられたが、幕末日本の英傑や俊秀たちはすでに時代の風を視ていた。崋山と長英の足跡から近代日本の萌芽を追った。
著者等紹介
岡田幸夫[オカダユキオ]
1947年、群馬県桐生市生まれ。1970年、東北大学工学部電子工学科卒業。大手電機メーカーの半導体部門に35年間勤務。晴耕執筆をモットーに歴史、自然、環境、健康などを考える生活を実践中。「崋山と歩く会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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