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内容説明
敗戦の焼土と化した終戦直後から昭和31年までに起きた女と男の事件を収録した。元巡査、刑事だった作家が、直接係わった事件を、克明な日記をもとに再現した。団塊の世代の輩出から、あの『ALWAYS三丁目の夕日』の時代に起きた女と男のイロ模様。
目次
巡査志願
入所中に日本国憲法施行
交番勤務とキャスリーン台風
ヤミ米の取り締まり
初めての犯人逮捕
山の中の自治体警察署へ赴任
泥棒の人権
山小屋に住み着いた乞食
人と本との出会い
見習い刑事となる〔ほか〕
著者等紹介
深沢敬次郎[フカサワケイジロウ]
大正14年11月15日、群馬県高崎市に生まれる。県立高崎商業学校卒業。太平洋戦争中、特攻隊員として沖縄戦に参加、アメリカ軍の捕虜となる。群馬県巡査となり、前橋、長野原、交通課、捜査一課に勤務。巡査部長として、太田、捜査二課に勤務。警部補に昇任し、松井田、境、前橋署の各捜査係長となる。警察功労章を受章し、昭和57年、警部となって退職する。平成7年4月、勲五等瑞宝章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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