内容説明
戦後史観を一掃する!語り部今中武義陸軍少将は陸軍士官学校18期生。本書は明治、大正、昭和(大東亜戦争以前)3世の軍隊に従事し、建軍の精神を貫いた今中少将の肉声を忠実に再現するとともに、未整理のまま定着しつつある近・現代史の誤謬と恣意的に作られた俗論を再検証する。また同期生をはじめとする将軍達・山下奉文、阿南惟幾、岡部直三郎、山脇正隆、藤江恵輔の素顔も興味深く、人物論としても秀逸である。
目次
祖父からの遺産
祖父の回想録(日清戦争の勝利と軍への憧れ(昔の廣島と父の事)
阿南惟幾との出逢い(幼年時代と廣島陸軍幼年学校)
日露戦争への出征を目指して(中央幼年学校と陸軍士官学校)
藩閥に苦しみながら(見習士官と新品少尉) ほか)
祖父の家族
資料(人物に関する資料;制度・用語・その他に関する資料)
著者等紹介
岩本高周[イワモトタカノリ]
昭和25年(1950年)生。広島県広島市出身。中央大学卒。経済産業省職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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