内容説明
2008年北京五輪、2010年上海万博開催。経済成長著しいこの国の素顔を中国と日本の両作家が書き下ろした北京浪漫。紫禁城建造の謎と奥の院、最強の城砦さながらも涙に弱い万里の長城、食通をうならせた満漢全席の誕生由来。奥深いルーツを辿りながら、あなたを中国文化へといざなう北京観光必携の一冊。
目次
第1章 紫禁城の面白いところ(門のこだわり;どうして「紫禁城」;皇帝の職場;皇帝の私生活;勇敢な絵;角楼の工夫)
第2章 皇苑故事(万歳山と予言者;無塩の海;世界遺産の言い伝え)
第3章 万里長城の話(予言の解読;長城の涙に弱いところ;長城代わりの涙;守りの工夫;長城の名所)
第4章 名食の由来(宮廷料理第一号;二種類の北京ダック;シュウマイの名店;六必居の漬物;東来順のシャブシャブ;天福号の肉:官府料理の絶品)
著者等紹介
屈明昌[クツメイショウ]
1955年北京生まれ。中国の東北大学卒業後、1986年来日。日本の東北大学博士課程修了。工学博士。宮城学院女子大学、東北学院大学中国語講師。仙台市在住
高橋通子[タカハシミチコ]
社団法人日本工芸会正会員。社団法人宮城県芸術協会副理事長。日本七宝指導者協会顧問。北京工芸美術学会常務理事。北京芸術設計学院名誉教授ほか。仙台市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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