内容説明
振り込め詐欺、架空請求、ヤミ金、カードローン、手形詐欺、高利の投資話、交通事故の示談、コピー商品、取り込み詐欺、○○商法、美人局…などなど、詐欺師たちは虎視耽々とカモを狙っている。たった一本の電話が私たちの生活を破滅させる。ちょっとの油断で被害に遭っては、すべて「後の祭り」だ。知能犯刑事だった著者が詐欺師の正体を丸裸にし、その手口と撃退法を伝授する。
目次
ウソ発見器の効用
無銭飲食の常習者
商取引か、取り込み詐欺か
手形をパクられた理事長
ギャンブル狂男の寸借詐欺
農協職員の使い込み
初めての公害捜査
玄人もだまされたニセダイヤ
ホステスのだましの手口
倒産のトラブル〔ほか〕
著者等紹介
深沢敬次郎[フカサワケイジロウ]
大正14年11月15日、群馬県高崎市に生まれる。県立高崎商業学校卒業。群馬県巡査となり、前橋、長野原、交通課、捜査一課に勤務。巡査部長として、太田、捜査二課に勤務。警部補に昇任し、松井田、境、前橋署の各捜査係長となる。警察功労章を受章し、昭和57年、警部となって退職する。平成6年4月、勲五等瑞宝章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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