内容説明
撃沈された日本艦船3032隻、商船損耗率52.6パーセント、船員・便乗者の犠牲数35091人、海上輸送の損害率43パーセント―凶悪なる戦時国際法違反によって狙い撃ちされた救恤船・阿波丸、疎開船・対馬丸等々の悲劇を忘れないための墓碑銘。海軍の歴史的遺産。
目次
戦時中の全艦艇と喪失状況
終戦時内地所在艦艇の喪失及び処分状況
終戦後他用途に転換した艦艇
終戦時所在地不詳(内地)の艦艇(後日解体)
終戦により工事中止の艦艇(所在地不詳後日解体)
終戦時内地所在の航行不能の艦艇(後日解体)
終戦時外地所在の艦艇
賠償艦として連合国へ引渡した艦艇
日本在籍艦船喪失表
著者等紹介
池川信次郎[イケカワシンジロウ]
大正10年、大阪市に生まれる。昭和16年5月、呉海兵団。スラバヤにて測量船乗組。三朝海軍病院薬局室長で終戦。海軍一六志会初代~23期会長。海事海軍史研究家。吹田市在住
三好誠[ミヨシマコト]
昭和10年、愛媛県に生まれる。昭和32年、関西大学卒。校友会代議員、日本ペンクラブ会員、教育再生百人の会顧問
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