内容説明
チャラカとは2000年前のアーユルヴェーダの内科医であり、その著『チャラカ本集』は、いまなお、アーユルヴェーダの最も著名な古典でもある。奇才・伊藤武とインド料理家・香取薫によって「二千年前のインド料理」が蘇った。
目次
基本テキスト(チャラカの薬膳理論;チャラカの料理 ほか)
二千年前のインド料理(まずはマドゥパルカ(蜜入りドリンク)を
チャラカの酒―酒大国インド ほか)
“チャラカ”曼陀羅(カトマンドゥの“チャラカ”;アフガンの“チャラカ” ほか)
復元された料理たち(ケララのマトンスープ―シリアンクリスチャンの伝統料理;ハズリバワンのピュアベジタリアン料理 ほか)
チャラカの食卓レシピ(再現料理レシピ;その他のレシピ ほか)
著者等紹介
伊藤武[イトウタケシ]
1957年石川県生まれ。著述家。インド研究家
香取薫[カトリカオル]
インド・スパイス料理研究家。1962年東京生まれ。インド料理教室キッチンスタジオペイズリー主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきこ
1
2000年前のアーユルベーダーの食卓、可愛いイラストにも魅かれて読んでみた。アーユルベーダーの料理教室にも通っているし興味深々。しかし結構難しいことが書いてある。伊藤氏の文章の合間のレシピを見ても作れる気がしない。辛抱強く読み進めると香取氏のレシピもちゃんとあった。私は香取先生の生徒であるのでやる気満々で見てみる。出来そうだがちょいちょい聞いたことのないスパイスが出てくる。またその先の素材の解説も面白かった。ヒハツ、育ててみたい。でも苗、タネはどこにあるのだろう。奥深過ぎる。2020/10/29
けい
0
インドの香りがしそう。後半のレシピと、調味料についてのはなしが面白かった。とはいえ、おいそれと作るってわけにもいきませんが。2011/11/09
akon
0
2000年前のインド料理ではターメリックも唐辛子も使用されていなかった。代わりにヒハツがつかわれていた。古代の食事は現代人には物足りなく感じるの承知の上で、ヒハツカレーはチャレンジしてみたい。 2023/06/28
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