内容説明
作者の祖母が暮らした「あの家」。その移り変わりから見えてくる、戦争、差別、迫害と分断、愛と憎しみ。もの言わぬ市民が、もの言えぬ社会をつくる手助けをする。そして、もの言わぬ家までもまた、戦争に巻き込んでしまう。…家はずっと見ていた。ドイツで本当にあった物語。
著者等紹介
ハーディング,トーマス[ハーディング,トーマス] [Harding,Thomas]
英国、ロンドンに生まれる。英米の大手新聞で執筆する作家でありジャーナリスト。英国のオックスフォードにテレビ局を設立し、数々のドキュメンタリーも制作。また、米国、ウェストバージニア州の地方紙も運営し、2011年、同州司法協会からジャーナリストオブザイヤー賞受賞。ノンフィクション『THE HOUSE BY THE LAKE』は2015年、英国の文学賞「コスタ賞」の最終候補になった
テッケントラップ,ブリッタ[テッケントラップ,ブリッタ] [Teckentrup,Britta]
ドイツ、ハンブルグに生まれ、ベルリン在住。英国、ロンドンの芸術大学セントラル・セント・マーチンズと王立芸術学院で学び、絵本作家に。テキスタイルや雑貨などのデザインでも注目されている。日本でも、ケイト・グリーナウェイ賞の最終候補になった『おなじそらのしたで』(ひさかたチャイルド)など多数の絵本が翻訳出版されている
落合恵子[オチアイケイコ]
作家。1976年よりクレヨンハウスを主宰。「さようなら原発1000万人アクション」「戦争をさせない1000人委員会」呼びかけ人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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