内容説明
「ぼうし」シリーズの作者、ジョン・クラッセンの絵、ボストングローブ・ホーンブック賞受賞作家、マック・バーネットのお話に、長谷川義史の大阪弁訳がぴったり!サンカクさんとシカクさん、それぞれ「こわ~い」ものがあるふたり。仲がいいのか、わるいのか。これぞ、あたらしい友情のカタチ?
著者等紹介
バーネット,マック[バーネット,マック] [Barnett,Mac]
受賞歴多数の児童書作家。『サムとデイブ、あなをほる』と『アナベルとふしぎなけいと』(ともにあすなろ書房)でコールデコット賞を受賞。カリフォルニア在住
クラッセン,ジョン[クラッセン,ジョン] [Klassen,Jon]
『どこいったん?』、ケイト・グリーナウェイ賞とコールデコット賞を受賞した『ちがうねん』、『みつけてん』(すべて長谷川義史/訳 クレヨンハウス)からなる人気の「ぼうしシリーズ」の作者。オンタリオ州ナイアガラフォール出身で、ロサンゼルス在住
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
大阪府藤井寺市生まれ。ユーモラスでおおらかな独自の世界を生み出す一方、平和をテーマにした絵本で、新たな境地を切り拓いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
123
絵本。書店でたまたま出会い読了しましたが、最後にはすっかりこの絵の魅力になり、物語のペースに完全にハマってしまいました。関西弁の絵本ってノリが良くて良いですね。サンカクさんとシカクさんのやりとり、二人の無表情の中に見える心情も凄く出ていて良かったです。他の関西弁シリーズも読破したいです。2017/09/03
そる
117
長谷川義史さんが絵を描いたのかと思いきや訳した人だった!なぜに関西弁?サンカクさんとシカクさんがお互いイタズラし合うんだけどあまり悪意がなくていい。ぽや~とした感じで脱力します。絵もなんかシンプルだけどかわいい。2018/11/02
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
107
☆5.0 この前の『みつけてん』をみつけたときに これも みつけてん。 これも ごっつええわあ。 大阪弁がこの『サンカクさん』の性格・目つきにぴったしハマってんねん。 サンカクさんが、“だち”の「シカクさん」に、わるさ しにいくねん。 どないなるんかいな? ど~せ、しょうもないことになりよるやろな…… これには出てけーへんけどな、「マンマルさん」ちゅう、“だち”もいてるらしいでぇ。 そっちの話は、今度ま・た・な。 2021/03/28
chimako
80
長谷川さんの訳、最高でっせ。おもろいおもろい。もちろんクラッセンさんの絵ェもいいです。微妙な色のグラデーションや簡略化された形、そこに描かれる目玉で感情がまるわかり。オチのオチまで楽しめる。みなさんもどうでっか~?(この感想読むときもぜひ関西のイントネーションでお願いします) byエセ関西弁士2018/12/17
☆よいこ
73
絵本。サンカクさんとシカクさんのお話▽サンカクさんは出かける「シカクに わるさ しにいくねん」あるいてあるいて、《なんやねん ここ》も通り過ぎて、しんどいとか言いながらシカクさんのうちまで行く。シカクさんの家の前でヘビの真似をしてシカクさんを怖がらせる「ちょっと わるさ しにきただけやん おこらんといてえな」シカクさんは逃げるサンカクさんを追いかけていく▽ほのぼの。サンカクさん悪い奴だwなんだかんだで仲良しふたりでした。2024/01/25