内容説明
森に、ちょっとふしぎなくまがいました。だれかに会うと、いつも抱きしめてしまう、ハグくまさんです。なかでも大好きなのは、森の木を抱きしめること。大きな木も、ちっちゃい木も。ある日のこと、オノを持った人間の男がやってきて…森の木を!大自然に育まれたどうぶつたちが、生きることのすばらしさをユーモラスに伝えてくれる物語。
著者等紹介
オールドランド,ニコラス[オールドランド,ニコラス][Oldland,Nicholas]
カナダのニューブランズウィック州マウントアリソン大学で美術の学位を取得し、商業デザイナーとして活躍。きょうだいで経営する人気の衣料品ブランド、ハットレイでクリエイティブ・ディレクターを務める。『ハグくまさん』で絵本作家としてもデビュー
落合恵子[オチアイケイコ]
1976年よりクレヨンハウスを主宰し、文化を明るく拓いていく提案を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
98
【人生を希望に変える絵本】と銘打ったクレヨンハウスの本。誰かに会うとつい抱き締めてしまう〈ハグくまさん〉。ほかのくまなら食べちゃうものでも、ハグくまさんは抱き締めます。みんなきょとんとした顔をしますが、彼は幸せそう。命あるものが大好きなのでしょう。中でも森の木には特別の愛を感じていました。ところが、森にオノを持った人間がやって来て、一番大きい木を切り倒そうとしました。生まれて初めて抱き締めたくないものに出会ってしまったのです……。カナダ出身のニコラス・オールドバーグさん初めての絵本。2011年12月初版。2015/02/22
紫綺
85
心やさしいおっきなくまさんのとてもあたたかいお話。ハグって照れるけど、心身ともに温かさを感じる。退院した時に、家族全員一人ずつ、感謝を込めてハグしたことを想い出したよ。2012/09/15
Natsuki
55
「ハグくまさんは だれかにあうと いつだって だきしめてしまうのです。」ハグくまさん♪ネーミングがステキです(゜∇^d)ハグされてる側の動物達、ギョッとした顔してるけどw小さな木、折れそうだけどwwそんなハグくまさんが生まれて初めて出会った抱きしめたくないもの。。。「どうしたら いいんだろう。ハグくまさんは かんがえました。」LOVE & PEACEだね(*^o^)人(^-^*)2015/06/09
masa@レビューお休み中
52
なんでもハグしてしまう、ハグくまさん。普通のくまなら食べてしまう動物なんかもハグしちゃう。そんなくまさんが一番好きなのが木をハグすること。パッと見た感じ、くまさん怖〜いという顔をしているんだけど、ハグをしている姿を見ていると、ほっこり、ほくほくした気持ちになるんです。ハグくまさんにハグしてもらったら…予想外の反応をする人もいるみたいですが。(笑)2012/05/19
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
50
★★☆お~ε٩(๑>▽<)۶зクレヨンハウスじゃ♡と懐かしく開いて。森の木を愛する、なんでもハグ゚.+:。(*´ー`*人*´ー`*)゚.+:。するハグくまさん。ここ…ずっと一癖有る絵本を読んでいるクマ吉、そういうのを期待してたので(´;з;`)ф...(笑)絵本としては素敵なお話でした。2015/05/26