内容説明
くまがだいじなあかいぼうしをさがしています。いろんななかまにききました。いろいろさがしました。…だけどちょっとまって。
著者等紹介
クラッセン,ジョン[クラッセン,ジョン][Klassen,Jon]
カナダのオンタリオ州ナイアガラフォール生まれで、現在はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスに住む。長編アニメ映画、ミュージックビデオ、社説記事のイラストレーターとして活動。Caroline Stutson作『Cats’ Night Out』のイラストで栄えあるカナダ総督文学賞を受賞。『I WANT MY HAT BACK』は、自身がはじめて文と絵を手がけた絵本
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
大阪府藤井寺市生まれ。絵本作家。『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)、『いいからいいから3』(絵本館)などで受賞も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
418
関西弁の絵本シリーズ。内容がシリアスであると聞いていたので楽しみに読みました。このシリーズはとことん帽子がテーマなのですね。最後にまさかの結末で、二度見してしまいました。帽子を取られた側が主役だとこういう目線なのですね。2017/09/10
mincharos
253
クマが紛失した自分の帽子を探すお話。大人の方が読んでて「あー!あったあった!」ってページを遡る。子供たちは最後のオチの意味はまだ分かってなかった様子。(よかった)大人だけがゾゾゾーーっとビビって終わった。やましいことがあると誰もが必要ない一言まで付け加えてしまうものなのね~。絵も内容も関西弁もみんな大好き!!「ちがうねん」も前に読んで怖くて印象に残ってるけど、このシリーズだとは知らなかった。さて「みつけてん」も読まなきゃ!2017/12/03
♪みどりpiyopiyo♪
226
えーーー? ほんまどこいったん? 笑。■おもしろかったー。訳文の大阪弁?が、のんびりおっとりとした絵にぴったり♪ ちょっとドキッとしたけど 前後の見返しの絵を見てホッと♡ ■作者はカナダ出身のアメリカの人。訳の長谷川義史さんも絵本作家なんですって。どちらも初めて読む人でした(たぶん)。これすき~♡ 2人の他の作品も読んでみよ♪ ■それにしても、最後どこいったん? 笑。2016/10/12
匠
225
ずっと読んでみたくて気になってた絵本。全編関西弁で、それがまた雰囲気にめちゃピッタリで笑ってしまった。クマさんが赤い帽子をなくしてしまい、探し回る話なんだけど、いやはやなるほど~このオチはなかなか新鮮(^▽^; クマさんのお腹のあたり変化してるような気がして、何度も前のページをさかのぼって確認してしまった(笑)これは主人公の動物を変えてシリーズ化したら面白そう。2014/05/24
エンブレムT
224
あの、ちょっと。長谷川さん、このお話って ホラーなん? し、しらんよ。なんで ぼくに きくん?ぼくは ちょっとドキッとするお話を・・・・ほんわかと訳しただけやで。くまが だいじな あかいぼうしを さがしてる。かわいらしい お話やん。ホラーだなんて 気のせいや。そうやったとしても ブラックなんも ダークなんも 作者のジョン・クラッセンさんだけやで。うさぎのゆくえなんて ぼくにきくの やめてえな。はじめての翻訳絵本がこれだからって ぼくを見る目まで変えんとってな。 へえー・・・・さよか(笑)2012/12/06