内容説明
ねずみのトトシュが道ばたでたんすを見つけました。ところが、中から声が!たんすを「べっそう」にしていたテントウムシのマリーがいたのです。さらに、べっそうはトトシュの家の中に置かれることになって…。ちょっぴりハラハラ。ふしぎで、かわいいおはなし。
著者等紹介
ヴァルクス,カタリーナ[ヴァルクス,カタリーナ][Valckx,Catharina]
オランダ・デビルト生まれ。両親とともにフランスへ渡った後、オランダの大学で学ぶ。1993年に息子が生まれたことをきっかけに、絵本づくりをはじめる。クスッと笑えて元気が出ることをいちばんに考え、フランス語とオランダ語で数多くの絵本や児童文学作品を発表。アムステルダム在住
ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。埼玉県生まれ。大学在学中の21歳のとき、1年間フランスに滞在。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て翻訳家に。フランス語、英語を中心に子どもの本の翻訳で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
23
愛らしい絵とお話。この作家の絵本は、全部揃えたいな〜。2016/08/28
魚京童!
21
結局元ネタはいいのは当たり前で、訳者がふしみさんだもんな。この日本語のセンスが好きなんだな。なんだろうね。この感じ。これを言葉にしたいとずっと思ってる。2017/05/08
みよちゃん
9
不思議な取り合わせ。ナンセンスな話だけど、仲良しなんだ。2017/05/16
ツキノ
8
(E-112)ネズミのトトシュシリーズ。捨てられていたたんすを別荘にしようとしたてんとうむしのマリー、マリーがいることを知らずに持ち帰ろうとしたトトシュ。マリーの提案でたんすはトトシュの家の中に置くことに。チーズのにおいが元でけんか。でもおおかみが現れて…。マリーは「リゼッテとかたつむりのうばぐるま」にも登場。つながりが楽しい。 2020/05/25
こどもふみちゃん
8
道端に捨ててあるたんすをめぐる、ねずみのトトシュと天道虫のマリーのちょっとはらはらどきどきする素敵なお話(^-^) また読みたい絵本。♥2歳の娘、マリーの入ったたんすをオオカミが持って帰ろうとするときにマシューが出てきてそれを止めようとする・・・目を細めてこわごわ見ていました(>_<) でも可愛らしいお話なんですよ♥ 3・4・5・6・7・8歳向け。2011/05/17