内容説明
野口整体+シュタイナー教育という画期的な手法でわかりやすく具体的な子育て講座が大好評。
目次
春のからだ(肩甲骨をゆるめて花粉症に備える;子どものなかの「自然」を育てる―愉気 ほか)
夏のからだ(ケガや虫刺されの急処「化膿活点」;打撲は速度に注意 ほか)
からだの声を聴く時間―亮さんといっしょに手当てのlesson
秋のからだ(冷えるタイミングを見極める;育児の要は「腰」育て ほか)
冬のからだ(冬こそ「水」をちびちび摂る;子どものなかの「萌し」を大切に ほか)
著者等紹介
山上亮[ヤマカミリョウ]
東京生まれ。整体ボディワーカー。「ミュートネットワーク」所属。野口整体とシュタイナー思想の観点から、人が元気に暮らしていける「身体技法」と「生活様式」を研究。からだの感覚を磨き、からだの声に耳を傾けることで、からだの智慧を現代の生活に活かす方法を提唱している。整体指導、子育て講座、精神障碍者のボディワークなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がいむ
22
意外に(失礼)登録が多くてびっくり。整体とシュタイナーという組み合わせで、スキンシップ、コミュニケーション、子どもの自立などまっとうなことが書かれている。四季に合わせての構成はちょっと新鮮。2014/09/22
ベルガモット
12
からだの声を聴くことのできる整体師さんの言葉だけあって、すっと心に入ってきました。子育てで大きな悩みがあるわけじゃないけど「あぁ、そうだよね」と納得することばかり。特に響いたのは『気づいたら動く』。寒いかなと思ったらさっと上着を着せる、止めないとケガしそうと感じたらすぐに一声かける。色々言い訳して動かないとカンがドンドン鈍り、動けない身体になってしまうらしい…ちゃんと実践しよう。とにかく、コラム一つ一つが寄り添うように書かれていてわかりやすく、オススメです。続編も読みたいな。2012/06/20
りるふぃー
10
面白ーい!春夏秋冬の体の変化と子育てを結びつけるとは。自然療法や東洋医学のちょっとした知識がいっぱいです。2020/11/12
かやん
6
すべて興味深いいい内容です。私は「終わり方の技術」にはぁっとさせられました。 子どもが甘えて抱っこといってきたとき子どもを抱っこして「もういい」と子どもが離れようとしたとき「もうちょっと抱っこさせて」とひとつ余分に抱っこすることが、子どもの独立欲求を高めることになる。逆に抱っこを後でと抑えれば。集注欲求を高めることになり「抱っこ抱っこ」欲求が湧いてくる。病気時もそう。治りかけにまだもうちょっとって少し余分に引き止めることが大事なんだそう。何かが変わるチャンスを見逃さず欲求を満たしてあげることが大事。2013/10/11
haai
4
繰り返し繰り返し、何度も読んでいる本。この本を読み、家族や私が熱を出しても、怖くなくなりました。手をかけることの大事さがわかる本。2013/02/27