内容説明
バルのたからものは、かいがら。池にもぐって集めたものです。でも、ガールフレンドやともだちは、「どれもそっくり」と、見向きもしません。バルはむきになって、ほかのかいがらを探すけれど…。自分をもっと好きになる!こころがあったかくなるおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
21
まきがいの家族がかわいい。微笑ましい絵本です。2016/07/31
ヨシ
10
自分の宝物を他人のために迷わずさし出せるバルの優しさに感動。私なら悩んでしまうだろうな。奥さんのミュミュや友人のトトシュがバルの宝物を貶すのを聞いて悲しくなった。宝物ってそれを手に入れた時のエピソードとかその時に一緒にいた人との思い出が形になったものだから、物ではない価値があり、その価値は他人がどうこう言うものではないよね。2023/09/23
ツキノ
9
(E-111)バルのたからものはかいがら。でも「あんまりぱっとしないね」と言われてしまう。(へぇ~言っちゃうんだ、とちょっと驚き。)あと何枚か増やせばいいんでしょ、と池にもぐったバルが見つけたのはきれいなまきがい。ところがそこには住人が…。オチがとても素敵。自分のたからものが誰かの役に立つ喜び。2020/05/24
二条ママ
8
次女5歳。図書館本。感動した。自分の宝物を人のために手放して、真の優しさね。ネズミのトトシュが途中から登場するのに、娘が喜んでた。2022/03/08
こどもふみちゃん
8
人によって物の価値が違う。自分の宝物を人に見せたからとて、それが必ずも他の人の目に素晴らしく映るわけではない。しかしそれをもっと価値あるものと思ってくれる人もいるかもしれない。 価値観の違いを表現した絵本。5・6・7・8・9・10歳向け。2011/06/22
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