内容説明
さんぽにでかけたリゼッテは、すてきなくつしたを見つけます。でも、かたっぽしかありません。もうひとつはどこ?ネズミのベベールは、ぼうしになるというけれど…?フランスからやってきた、かわいくってちょっとヘン!なおはなし。
著者等紹介
ヴァルクス,カタリーナ[ヴァルクス,カタリーナ][Valckx,Catharina]
1957年オランダ・デビルト生まれ。両親とともにフランスへ渡った後、オランダ・フローニンゲンの大学で学ぶ。1993年に息子が生まれたことをきっかけに、絵本をつくりはじめる。フランス語とオランダ語で、数多くの絵本や児童文学を発表している。現在、アムステルダム在住
ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。1970年埼玉県生まれ。大学在学中の21歳のとき、1年間フランスに滞在。洋書絵本卸会社、ラジオ番組製作会社勤務を経て翻訳家に。フランス語、英語を中心に子どもの本の翻訳で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
23
独り占めするより、人と分け合った方が喜びが倍加することを見つけた主人公。更に、自分に意地悪をした者たちも、その喜びに気付けばいいと境涯を広げている。2020/06/27
魚京童!
16
すげーな!これ。伏線全部回収しおった!2017/05/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
散歩に出かけたリゼッテは、靴下が落ちてるのを見つけた。でも片っぽしかない。もう片っぽは?。2019/04/13
ツキノ
11
(E-109)なかなかおしゃれでストーリーが単純でないおはなし。リゼッテがみつけたみどりの靴下(かたいっぽう)。喜んではいていたらいじわるなマトゥとマトゥシュに「くつしたはふたつでひとつだろ」。リゼッテは探しはじめ、沼の魚と話す。さらにくつしたを洗ってくれるおかあさん、ぼうしにしたいベベール、もうかたいっぽうをみつけたマトゥとマトゥシュも関わり、最終的にみんなが喜ぶ、という。さかなには名前はついていないのね。2020/05/24
二条ママ
7
次女5歳。図書館本。可愛い絵本、可愛いリゼッテ。絵が素敵で、ストーリーも温かい。2022/03/08