森はオペラ

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784861010569
  • NDC分類 650
  • Cコード C0071

内容説明

一枚の葉が、ひとすじの枝が、一本の木が、森をつくる。それぞれがうたう。わらう。はなす。森のオペラだ!はじめて聞くのに、なつかしさがあるのは、なぜ?どこかで聞いた感じがするのは、どうして?写真家・ナチュラリストの姉崎一馬が、森で聞いた、森のオペラ。

著者等紹介

姉崎一馬[アネザキカズマ]
1948年、東京生まれ。森林、樹木を中心とした自然を博物誌としてとらえる自然写真家。原生林から雑木林まで、日本全国の森林をフィールドとする。学生時代から自然保護や環境問題に関心をもち、現在は山形県の朝日連峰山麓で、子どもが自然を体験できる「わらだやしき自然教室」を開催。その活動が認められ、第17回蓮沼門三社会教育奨励賞を受賞。『はるにれ』(福音館書店)で、第29回サンケイ児童出版文化賞美術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

159
森を歩くと、遠く近くからオペラが聴こえてくる。私たちの遥か上で枝を広げて葉を奏で、足元を支える木の根に、風に吹かれた落ち葉が集まり、また奏でる。森を歩くと私たちのリズムと囀りが共鳴し、幹に触れると静かに奏でる。芽生えは空を探している。その小さなオペラが森を支えていく。絵本作家であり写真家の姉崎一馬さんの自然愛。見上げた先にはそれぞれの道をゆく幹の流れがあり、耳を澄ますとせせらぎも聴こえてくる。葉の滴がリズムを早めて、森のオペラはクライマックスを迎える。大地は一斉に立ち上がり、拍手の雨が鳴りやむことはない。2022/07/31

ぶんこ

46
見ているだけでフィトンチッドが私に向かって降り注いでくる気分。素晴らしい。すぐにでも森へ散歩に行きたくなります。緑の隙間からの青空、陽の光、落ち葉の絨毯。オペラまでの想像力が無いのが悔しい。2020/03/18

くぅ

25
自分用に借りましたが、結局息子と2人で♪文字は少ない。むしろ写真を楽しむ絵本。まるで森のど真ん中にいる気分になります。絵本からめっちゃマイナスイオンでとる〜。(4歳5ヶ月)2021/11/06

みさどん

17
表紙にあるような写真で綴られる短い詩。樹木や林の写真が素晴らしい。緑の息吹を感じる。初夏の感じがする。こんな自然を大切にしたいという思いがたくさん生まれてほしい。自然を残さなきゃ。2021/03/05

おはなし会 芽ぶっく 

11
大きな写真に一つの言葉。ロングショットやクローズアップで森を案内してくれる。<3分>2018/11/01

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