内容説明
Ｄｅｎｍａｒｋ・Ｓｗｅｄｅｎ・Ｆｉｎｌａｎｄをめぐる、いつだって古くて新しい、北欧デザイン紀行。建築・家具・インテリア・器・グラフィック・テキスタイル…ｅｔｃ．北欧デザイン界の巨匠たちの足跡を追うフォトドキュメント―。
目次
１章 デンマーク（アルネ・ヤコブセンのあしあと；２つの美しい教会；アルネ・ヤコブセンの後継者たち ほか）
２章 スウェーデン（エリック・グンナール・アスプルンドのあしあと；オーレ・エクセルのアトリエ；スウェーデンデザインの現在 ほか）
３章 フィンランド（アルヴァ・アアルトのあしあと；アアルトのライバル、エリック・ブリュッグマン；街角で触れるフィンランドデザイン ほか）
著者等紹介
萩原健太郎［ハギハラケンタロウ］
１９７２年生まれ。大阪府出身、関西学院大学卒業。株式会社アクタス、デンマーク留学などを経て、２００７年フリーランスのライターとして独立。現在、デザイン、インテリア系雑誌などの執筆を中心に活動
永禮賢［ナガレサトシ］
１９７５年生まれ。日本写真芸術専門学校報道写真科卒業、東京綜合写真専門学校研究科修了。現在、作品制作を中心に、雑誌や広告、ＣＤジャケットなどの撮影で幅広く活動。２００９年、写真事務所株式会社Ｆｕｓｅを友人と設立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T. みぃた
6
『火山のふもとで』に出てくるｱｽﾌﾟﾙﾝﾄﾞの〈森の墓地〉や〈ｽﾄｯｸﾎﾙﾑ市立図書館〉が気になって☆2013/03/07
コカブ
3
北欧家具・建築をデザインしたデザイナー達の足跡をたどる本。写真が多いが、全ての製品を載せているわけではない。ある程度興味を持っていて、一定の知識がある人向けだと思う。まずはデンマークでアルネ・ヤコブセンを追い、次にスウェーデンでエリック・グンナール・アスプルンド、オーレ・エクセルを追い、最後にフィンランドでアルヴァ・アアルトを追う。それに日本で北欧家具を扱うtaloという店の店長が北欧家具と出会った話を取り混ぜている。デザイナー家具の高価さは前から気になっていたが、ある程度手をかけているためらしい。2015/03/16
Takeshi Asami
0
非常に興味深い本でした。デザインや建築など、半歩踏み込んだ内容がややあるので、初心者向きではないかも。もっと北欧デザインを知りたい方にオススメです。私も来年3度目の北欧は、この本に掲載されていた場所も巡って見たいと思います。2014/08/26
あつぷ
0
写真がきれいな本です。ヘルシンキは1997年にはじめて訪問、2013年にも再訪。変わらず美しい街でした。アアルトのアカデミア書店も思い出されました。2014/04/09
suzume
0
写真がとても美しい本です。 いい写真は説明や脇役じゃなくて、この本みたいに、文章とセッションするように交互に主役を張ってリズムを生み出すような使われ方をしている方が、写真が生きる気がするので好きです。
