ヘルベチカ・フォーエバー―タイプフェイスをこえて

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784861006333
  • NDC分類 727.8
  • Cコード C3070

内容説明

日本語を組むことができない欧文書体のヘルベチカが、なぜ、日本でこんなにも人気があるのでしょう?多くの有名企業のロゴやポスター、本などにも使われ、世間に広く行き渡り、一見特色のないようにみえるこの書体が、なぜ、注目を集めるのでしょう?スイスでの誕生から50年を経て、はじめて公開される制作当時の貴重な手紙や資料をもとに、ヘルベチカが成功した背景をひもときます。

目次

“主張しない活字書体の今後”
エドアード・ホフマンの日誌ファイル
ヘルベチカ:新しい活字書体寸考
タイプフェイスの比較
ヘルベチカは時代遅れか?

著者等紹介

マルシー,ヴィクトール[マルシー,ヴィクトール][Malsy,Victor]
1957年、ドイツ、フロッシュハウゼン生まれ。製図技師、看護師の研修を受けた後、ブレーメン芸術大学でグラフィックデザインを学ぶ。1991年からビューロ・フュア・コミュニカチオン・ウント・ゲシュタルトゥンク、2000年からデュッセルドルフ専門大学デザイン学部コミュニケーションデザイン学科教授。専門はタイポグラフィと本の装幀

ミューラー,ラース[ミューラー,ラース][M¨uller,Lars]
1955年、ノルウェー、オスロ生まれ。デザイナー兼発行人。1982年からバーデンにビジュアルコミュニケーションスタジオを開設。1985年から専任講師として教鞭をとる。建築、デザイナー、美術、写真、社会を国際的見地から論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

c2c

1
世界最強のフォント、ヘルベチカが生まれるまでを描いた一冊。Windowsの標準フォントでは搭載していないが、似たフォントのArialを使うようになった。2014/12/28

river125

0
欧文書体「ヘルベチカ」に関する本。元の名前は、ノイエ・ハース・グロテスク。ノイエはnewという意味で、ハースは社名、グロテスクは日本で言うゴシック体(またはサンセリフ)のこと。1957に誕生。■aやRに特徴があるらしいが、ヘルベチカを真似した書体(Windowsでお馴染みのArialとか)も多く、素人には違いが良く分からない。それにしても、ボールドのaがペンギンに見えるのは私だけだろうか。あとRは、ハイヒールをはいた女性の脚を連想する。2012/11/30

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