思い出牛乳箱

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  • サイズ B5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861006258
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

さまざまな牛乳箱を追い求めて日本全国を巡り、カメラで写し撮ってきた追憶の記録。

著者等紹介

横溝健志[ヨコミゾタケシ]
1938年、熊本生まれ。武蔵野美術学校工業工芸デザイン科を卒業。教職と共に工業デザイン事務所、電気製品会社などで製品、デジタルフォントの設計に従事。1994年から「朝の記憶―牛乳箱のある風景―」のほかに、「となりの形見」「自らも意図しないのに」をテーマに写真の個展12回。また、活版印刷工房を主宰し、端物印刷、句集などを製作。個展「溝活版展」3回。武蔵野美術大学教授。通信教育課程(生活環境デザイン)担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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へくとぱすかる

44
「宅配牛乳」という言葉を、わざわざ作らなければならないところが、牛乳箱の衰退をまざまざと表している。ウチも紙パックをスーパーで買っているし。元は牛乳は宅配が普通。買いに行くという感覚はなかった。さて全国の牛乳箱探索には頭が下がります。京都の「井上牛乳」(廃業)は六角の瓶でした。箱は今でも街で見かけますね。「京阪牛乳」はそれこそ京阪のプラットホームで飲んだなつかしい牛乳です。2018/11/24

MOKIZAN

28
我が家のはメジャー”明治乳業”の当時ありふれていた紺色の牛乳箱だった。”パイゲンC”の裏ぶたで仮面ライダーのステッカーを貰ったりしていた。県内の給食牛乳からビン牛乳が無くなった、ようなことを聞いてから久しいと思い、ネットを見たら5年前で神奈川はほぼゼロ、でも東京都でさえ50%近くがビンだった。当県の低さは、中学校の非給食率の高さと何か関連があるのだろうか。まあ横浜市が引っ張り上げているだけなんだろうけどね。横浜こどもの国の自前調達牛乳も昭和時代から紙パックだったし、まことに味気ない体だ。2016/10/09

けんとまん1007

21
いやあ~これはいいわ。懐かしいなんてものではない。思わず、惹き込まれてしまった。確かに、こんなのがあって、毎朝、配達してもらって。と言いながら、うちは宅配をお願いしていなかった(小さい頃)。しかし、ここ10年くらいは、近くのところから宅配をお願いしていった。但し、900ミリリットル瓶3本を毎週。なので、箱ではなくて玄関にいれてもらっていた。運んでいただける、その車の音自体もワクワク感があった。それにしても、見かけなくなったなあ~。2016/10/10

栗羊羹

17
なんとも言えないイイ感じの写真集です。ウチの牛乳箱は、外壁に打ち付けるのではなく、郵便受けの下に置いてあった。今みたいにスーパーで1Lパック売ってなかったから、最高で3本配達して貰っていた…でも牛乳箱っていう2本入り?あとの1本は、地べたに置いてあったのだろうか… 東野圭吾著『ナミヤ雑貨店の奇蹟』…引っ張り出して読もうかなぁ‥2021/01/09

とよぽん

12
武蔵野プレイスで、「食」に関する本の特集コーナーの中に見つけた1冊。木で作られた牛乳箱の存在を知らない世代もいるだろうが、私はとても懐かしく見入ってしまった。タイトルの「思い出牛乳箱」に、まず目が引きつけられた。まさに「昭和」の匂いとぬくもりの写真集だった。2016/10/09

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