内容説明
アーツ・アンド・クラフツ運動、バウハウス、ロシア構成主義、ポップアート、アンチデザイン、ポストモダニズムなど20世紀の代表的ムーブメントを紹介。新しい視点でデザイン史を学ぶ一冊。
目次
年表(ムーブメントとスタイル;デザイン;デザイナー;出来事)
ムーブメントとスタイル(アーツ・アンド・クラフツ運動;審美主義;ジャポニズム;アール・ヌーヴォー;モダニズム ほか)
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
3
デザインが人に与える印象を考える上でモダンデザインの潮流を抑えておくことは無駄ではないと思う。そんな、世界的なデザインの動向をモリスとかのアーツ&クラフト運動以降の流れを全般的に紹介しているこの本は実に実用的。判型も大きいし図版も多いので、これまで展覧会で見ていたカリフォルニアのデザインが何処からきているのか、ちょっとレトロでカラフルなフレンチタッチな風潮はスペースエイジだとか、なんだか色々気づきが多かった。バウハウスの流れもドイツとまたオーストラリアもあったりして芸術運動にも通じることなど学びが多い2014/12/24