内容説明
ディテールにこだわる匠の技。Shadeを駆使したプロのデザイン開発を学ぶ。第一線で活躍中のデザイナーが語る、イマジネーションを造形化する上で欠かせない、金属やプラスチック、ガラス等の物質固有の質感をリアルに表現する様々なテクニック。仮想の照明舞台を組み立てたシーンからハイライトやシルエットをコントロールするライティングテクニックの方法、「柔らかい影」を実現するために面光源をディフェイザーとして使う方法、イメージフィニッシュに大切な「ピンボケ」を実現するための詳しい設定方法や関連プラグインの利用法なども紹介しています。
目次
01 プロダクトデザインとShadeの関係
02 モデリングの基本操作
03 自由曲面の仕組みと使いこなし
04 モデリングの実践
05 質感設定の基本と実践
06 ライティング&カメラの基本と実践
07 レンダリングの基本と実践
08 演出を意識したイメージフィニッシュ
09 実践チュートリアル
著者等紹介
佐藤千洋[サトウチヒロ]
インダストリアルデザイナー、コンサルタント。(有)ジーピーエム代表取締役。様式美の世界に惹かれてデザインの世界へ。Shadeの導入は90年代初頭。専門的な仕様やデザインが得意。イタリアンデザインの虎の穴と呼ばれた岩手大学特美科旧ID研究室卒
米谷芳彦[ヨネタニヨシヒコ]
アイディー.アーツ代表。国内外有名ブランドの各種プロダクトデザインをはじめ、高品質な3DCG技術を生かした製作物を展開。その他、アプリケーション開発なども手掛ける
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