出版社内容情報
京都府内36地域を対象に2万5千分1地形図を用い,幅広い視点から町の現状と成り立ちや特徴を解説。本書を手に町を歩いてみよう。京都府内36地域を対象に町の特徴を地図で解説
01 京丹後市峰山町/震災を乗り越えた交通の要地
02 京丹後市網野町/震災後の市街地整備と縮緬の町
03 京丹後市久美浜町/潟湖と砂丘の恩恵を受けて
04 伊根町/伝統的な舟屋群と地すべり地形
05 宮津市/天橋立と二分された市域
06 与謝野町岩滝/縮緬とニッケル工場
07 与謝野町加悦/地域を支えたニッケル・縮緬と加悦鉄道
08 舞鶴市(東地区)/軍港都市から工業都市へ
09 舞鶴市(西地区)/城下町から港湾都市へ
10 福知山市(中心部)/由良川と共に生きる町
11 福知山市(長田野周辺)/大規模な流路変遷により生まれた長田野台地
12 舞鶴市志高・福知山市大江町/由良川とどうつきあってきたか
13 福知山市夜久野町/京都で唯一の火山がもたらす恩恵
14 綾部市/陣屋町からグンゼの町へ
15 京丹波町須知/人・物の中継地から蒲生野の開発へ
16 京丹波町和知・南丹市日吉町胡麻/内陸部にみられる川の造形
17 南丹市園部町/京都市との繋がりと口丹波の中心地
18 亀岡市/京都市に隣接する丹波の入口
19 京都市北区・上京区/都市計画とその後の発展
20 京都市上京区・左京区・中京区/鴨川の西と東
21 京都市東山区・下京区・南区/京都の玄関口と信仰の地
22 京都市山科区/洛外から洛東へ
23 京都市右京区/嵐山・嵯峨野の景観保全
24 京都市西京区・向日市・長岡京市/丘陵に生きる地域
25 京都市伏見区/歴史の舞台と災害
26 京都市伏見区・大山崎町・久御山町/京都盆地の出口,三川合流地域
27 宇治市/宇治川の谷口に成立した町
28 城陽市・久御山町/丘陵と低地に広がる生活域
29 八幡市/洪水との闘いと開発
30 京田辺市・井手町/多彩な地形と古くからの居住地
31 宇治田原町/山間地を克服する新旧の産業振興
32 木津川市木津町・山城町/奈良盆地への北の入口
33 木津川市加茂町/大都市との近接性で生きる地域
34 精華町/国一揆終焉の地が学研都市へ
35 笠置町・和束町/南山城水害を乗り越えて
36 南山城村/断層崖で隔てられた高原と河谷
索引・用語解説
岩田 貢[イワタ ミツグ]
著・文・その他
山脇 正資[ヤマワキ マサシ]
著・文・その他
内容説明
本書では、京都府内の北から南まで39ケ所の町を取り上げて地形図で現状を示し、町の成り立ちや特徴を解説しています。地域に親しんできた筆者二人が、なじみのあるわが町や、名前を知っていても意外に知らない町の魅力を再発見する案内をします。
目次
京丹後市峰山町―震災を乗り越えた交通の要地
京丹後市網野町―震災後の市街地整備と縮緬の町
京丹後市久美浜町―潟湖と砂丘の恩恵を受けて
伊根町―伝統的な舟屋群と地すべり地形
宮津市―天橋立と二分された市域
与謝野町岩滝―縮緬とニッケル工場
与謝野町加悦―地域を支えたニッケル・縮緬と加悦鉄道
舞鶴市(東地区)―軍港都市から工業都市へ
舞鶴市(西地区)―城下町から港湾都市へ
福知山市(中心部)―由良川と共に生きる町〔ほか〕
著者等紹介
岩田貢[イワタミツグ]
1950年京都府生まれ。京都教育大学教育学部卒。龍谷大学法学部教授(教職課程)
山脇正資[ヤマワキマサシ]
1963年京都府生まれ。京都教育大学教育学部卒。京都府立嵯峨野高等学校教諭(地理歴史科)。京都府「土地分類基本調査」地形分類を担当。「地理教材研究会」事務局を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。