内容説明
つぶれかかった銭湯を救うために、少年が立ちあがった。下町の商店街を舞台におくる、親子の愛と、友情の物語。
著者等紹介
チャンキー松本[チャンキーマツモト]
香川県出身。20代から関西を拠点にイラスト、音楽、パフォーマンス、切り似顔絵等の芸をみがく。関西のちんどんやとさまざまなイベントで共演し、自らもちんどんやに参加して口上を経験。2008年には障害をもつ方やヘルパーの方々とのユニークなちんどんや「ちんどんチャンス」に参加。大阪府庁を練り歩いた。本作が絵本作家としてのデビュー作となる
いぬんこ[イヌンコ]
大阪府出身。嵯峨美術短期大学卒業。2008年頃より挿絵師として活動。雑誌、書籍、CM、ポスター等に絵を描く。NHK Eテレの子ども番組「シャキーン!」のメインイラストレーターとして番組開始から参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
ちんどんや。地元にもとても素敵な人がいました。ご存命の頃、何度かお邪魔したものです。下町ってどこでも感じは似ているのよね。銭湯大好き、長屋住まいの娘さんは楽しんでおられました。しかし衣装のやよいさん、あの世界的巨匠のやよいさんですか・・・?2019/01/21
深青
17
まず絵がいい。カラフルで楽しくって、そしてレトロな感じ!素敵でした。さて、この作品は「ちんどん屋」を中心に持ってきた絵本です。実際にちんどん屋を見たことが数えるくらいしかないので…うまく想像できていないかもですが、目を引く派手さと愉快な感じはすっごい伝わってきました。生でもっと身近に見れないものかね…?2014/12/14
雨巫女。@新潮部
9
《書店》ちんどんやさん最近見なくなりました。ノスタルジックな絵がいい。2013/03/26
みかん@道北民
6
図書館にて。いぬんこさんの絵で思わず手にとってしまいました。なんとちんどん屋さんの絵本。街を派手な格好や音で練り歩くイメージしかありませんでしたが、紹介を見るとなんかサーカスみたいだな。けれど家の風呂屋さんを守るために子どもたちがちんどん屋で奮闘!ただし男の子は女形に、女の子は男装で。それがまた似合っていること!お風呂屋さんを舞台にたくさんのお客さんの前で頑張りました。最後はこれまたびっくりでした。2016/03/15
るー
1
画がレトロ風で可愛い。最後は少し驚かされたかな。2014/05/21