著者等紹介
マクドナルド,ゴールデン[マクドナルド,ゴールデン][Macdonald,Golden]
本名・マーガレット・ワイズ・ブラウン。1910年アメリカ、ニューヨーク州に生まれる。編集者として数多くの絵本作家を見出し、また自らも作家として活躍。ゴールデン・マクドナルドなどのペンネームも使い、100冊以上の作品を残した。1952年没
ワイスガード,レナード[ワイスガード,レナード][Weisgard,Leonard]
1916年アメリカ、コネティカット州に生まれる。1947年『ちいさな島』(童話館出版)でコルデコット賞を受賞。自ら絵と文をかいた作品もあるが、他の作家の作品に絵をつけたものも多く、180冊以上の児童書をてがけた。2000年没
こみやゆう[コミヤユウ]
1974年東京都に生まれる。大学卒業後、児童図書出版社に勤務。その後、留学をへて、子どもの本の翻訳・編集に携わる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で、家庭文庫「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
117
強い種族に生まれたからって、心が強いとは限らない。「こうあるべき」と予め定められているのは辛いもの。昔、ジャングルにとても怖がりの虎の子がいたそうな。ライオンのように谷底に落とす式のスパルタ教育はしないで、虎のご両親はわが子に世界を見せて回った。どんな生き物にも怖いものはある。でも、みんなそれなりに対処しているんだよって。子どもが自分の力で得た気づきはきっと財産になる。マーガレット・ワイズ・ブラウンさんが別名義で描いた絵本。『ちいさな島で』でコールデコット賞を受賞したレナード・ワイスガードさんとのコンビ。2016/03/01
小夜風
21
【図書館】自分が何者かを知らないものは、臆病になるのかもしれない。いったい何が怖いのか…とにかく全部怖いトラの子。誰にでも怖いものがある、ということと、必要以上に怖がらなくて良いんだよというお話。ワイスガードの描く動物たちが素敵でした♪2014/08/29
ヒラP@ehon.gohon
15
何事にも臆病でこわがりなとらの子どもが、父親母親と自分のすむ世界を歩いて次第に怖さから解放されていきます。 いろんな動物の怖いものが、ちょっと意外だったりしますが、とらの子が、安心感をもつ様子がとても可愛らしく感じました。 安心感のある絵も素敵です。 とらの子が一人でも歩けるようになるまでが親の役割ですね。2018/11/12
花林糖
15
怖がり屋さんの子トラのお話。 レナード・ワイスガード の絵が素敵で動物達が可愛らしい。2015/11/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
なんでもかんでも怖がっているトラの子。お父さんとお母さんが、誰にだって怖いものがあるんだよ!と色んな動物たちを見せに歩く。こうやって巣立ちに繋がっていくんでしょうね。2019/05/01
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