内容説明
2011年3月11日に起きた東日本大震災。日本動物虐待防止協会の代表理事である著者は、すぐさま茨城、宮城、福島を中心に被災地へ向かい、震災ペットの置かれている「現実」に直面する。当地での体験とともに、表面的な報道に疑問を投げかけ、社会へ現状改善を訴え続けている、その活動と震災に遭ってもペットを守ることができる「ペット防災学」をここに紹介。また、ペット避難と法律上の問題も取り上げ、いかなる状況にあろうとも、人とペットが共存できる社会を提言する。
目次
第1章 世界中で報道された2頭の犬
第2章 救援物資活動の心得と準備 茨城県
第3章 甚大な津波被害を受けた宮城県 宮城県
第4章 警戒区域に飲み込まれた原発20キロ圏内 福島県
第5章 愛するペットを守るために!―飼い主さん必読!ペット防災学
第6章 ペット避難と法律―もしものときのペットトラブル
著者等紹介
藤村晃子[フジムラアキコ]
構成作家、作家、フォトジャーナリスト、International All breed Dog Grooming、JKCトリマー、動物愛玩飼養管理士、非営利一般社団法人日本動物虐待防止協会代表理事。アメリカフロリダ州でトリマーとして働く。帰国後も動物病院で看護師として従事し、動物達の命を見守り続けた。海外生活の経験をふまえ、日本の動物福祉の遅れを感じたことから、現在は、テレビ番組制作の傍ら、動物愛護に関する映像作品の制作や、書籍の執筆など、より良い動物と人との共生社会を目指した、動物救済活動や、社会貢献事業を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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