内容説明
ディテールって言葉を知ってる?ディテールとはね、細かい部分のことをいうんだ。この本では、「ディテールをみつけてみて」って言葉がでてくるけど絵の細かい部分をじっくり観察して答えを探そう、ということなんだ。細かい部分をみたら、こんどは絵の全体をというふうに、交互にみてごらん。絵のなかには、たくさんの物語が詰まってると思わない?そこにはいったい何が描かれてるんだろうね。きっと面白い発見がたくさんあるはずだよ。
著者等紹介
ド・ランビリー,エリザベート[ドランビリー,エリザベート][de Lambilly,Elisabeth]
1968年、フランスのパリ生まれ。歴史学を学ぶ。長年の出版社勤務の後、現在はフリーランスとして子どものための芸術、科学、歴史などの本を執筆している。現在は、ノルマンディーに暮らしている
おおさわちか[オオサワチカ]
大澤千加。1973年、神奈川県生まれ。フランス在住。美術学校エコール・デ・ボザールで絵画を学んだ後、フランスで子ども向けの雑誌に挿絵を描いたり、l’´ecole des loisirs、Nathanなどの出版社から多くの絵本を出版。近年は、フランス国内の映画/TVアニメーションの制作にも携わるなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Maiラピ
23
バスキアが登場してたのでちょっとびっくり、名画って古典的なイメージだったから。前作はフレンチって感じでしたが、本書はピカソのゲルニカ、ダリ、広重までと幅広い。ヒエロニムス・ボスもディティール見ると楽しい。でもやっぱりディティールで一番おもしろいのはブリューゲルかな。。食卓に座るきつねがなかなかみつけられなかったw2012/05/06
たまきら
22
これは面白い!絵の見方・関心を上手に引き出しつつ、ゲーム感覚になっています。美大出身のオカンは大喜び。ダンス方面に関心のある父娘にはあまり受けずがっかり。こんなに面白いのにな~。2018/11/06
どあら
14
図書館で借りて読了。軽い脳トレ出来ました(^o^)2018/07/28
ととろ
4
最後のおもちゃ、顔になってるのに最初気づかなかった・・・。今回の方が、知ってる絵が多かったかな?2012/08/23
ぴよぴよ
3
名画が楽しく、ウォーリーを探せ!的に見られる。p23の「ネーデルランドのことわざ」には当時使われた100以上のことわざを1枚の絵に描いてあるのが興味深い。全部ことわざを調べて見つけたくなる。p30のおもちゃがわんさがすごい!雑然と並べてあるおもちゃと思いきや、全体を見ると女性の顔に!2012/05/03