内容説明
世界の文筆家が、表現の自由と平和をめざす組織「国際ペン」。その設立から、国際政治との深い関わり、獄中作家の支援と言論弾圧との戦いなど、知られざる歴史と実態を、日本人初の国際理事が明らかにする。
目次
第1章 ペンは国際政治と共に
第2章 日本ペンクラブの役割
第3章 永遠の課題「平和と戦争」
第4章 国際ペンと日本ペン
第5章 政治と文学の狭間で
第6章 ノーベル文学賞と国際ペン
第7章 国際化と言語の問題
第8章 混迷する二一世紀の世界
第9章 国際ペンは世界の縮図
第10章 国際ペン東京大会二〇一〇年に向けて
著者等紹介
堀武昭[ホリタケアキ]
経済人類学者、日本ペンクラブ常務理事。1940年横浜生まれ。慶応大学、シドニー大学に学ぶ。関東学院、政策研究院大学などを経て現在、カレル大学、アングロ・アメリカン大学客員教授。1997年には、チェコのハヴェル前大統領が主宰する「フォーラム2000」財団理事、2002年には、日本人初の国際ペンクラブ理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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