内容説明
ほらあなにすむドラゴンの子どもが、青いチョウの誘いで外の世界に旅に出る。いろいろな動物に出会いながら、“聞くこと”“見ること”“かぐこと”をはじめ、友だちの大切さなどを知る。ふたりの旅はチョウの短い命とともに終わり、ドラゴンはひとり、ほらあなへと帰っていく…。
著者等紹介
なかようこ[ナカヨウコ]
東京都生まれ。編集プロダクション・出版社勤務ののち、フリーの編集者として多数の児童書や一般書の本作りにたずさわる。埼玉県在住
いけだほなみ[イケダホナミ]
東京都生まれ。東京デザイナー学院卒業後、イラストレーターとして活動。ロンドン在住
種村エイ子[タネムラエイコ]
鹿児島国際大学短期大学部教授(図書館学)。1994年、進行性胃がんのため胃全摘手術を受けたのを契機に、ブックトーク(本の紹介)による「いのちの授業」を全国の小中学校で始める。10年余で訪問した学校は250校超(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pocco@灯れ松明の火
10
読友紹介本(女性向き):竜と蝶の出会いから別れまで。真ん中より後半で涙してしまいました。平井賢の「君はボクのともだち」のMPVを連想する。平和主義な竜です。2011/12/11
メープル
6
可愛らしい絵にひかれて図書室で借りました。ドラゴンとチョウの友情素敵だなぁ。優しいドラゴン。温かく切ない気持ちになりました。2020/01/18
円舞曲
6
ドラゴンの素直な優しさが素敵です。泣いているドラゴンが愛おしい。2012/03/19
こどもふみちゃん
3
3・4・5・6歳向け。 絵が可愛い。 ある教育本で、読書は疑似体験ができる点でも良い・・・あった。 この本は、死を乗り越える体験が少しできる絵本かもしれません(*^_^*)2010/04/21
Y子
0
チョウがもういちどとびたいなといって飛ぶことなく死んでしまったのは悲しかった。残されたドラゴンも可哀想だった。ドラゴンは寿命が長いから何度も悲しみを乗り越えなければいけない。2013/11/25
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- 和書
- 戦う男:ベッカム