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ふしぎな家族

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21X22cm
  • 商品コード 9784860953553
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8798

著者等紹介

シュタム,ペーター[シュタム,ペーター][Stamm,Peter]
1963年生まれ。スイス在住。チューリヒでビジネスの勉強をした後、大学で英文学や心理学、経済情報学などを学ぶ。1990年以降、作家・ジャーナリストとして活動している

バウアー,ユッタ[バウアー,ユッタ][Bauer,Jutta]
1955年、ドイツのハンブルク生まれ。ドイツでもっともよく知られたイラストレーターで人気が高い。『おこりんぼママ』(橋本香折訳/小学館)でドイツ児童図書賞大賞を受賞

まつながみほ[マツナガミホ]
愛知県生れ。東京大学、ハンブルク大学などでドイツ文学を学び、現在は早稲田大学教授。2000年、ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)の翻訳で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちえ

36
以前読んだ「誰もいないホテルで」の作者の絵本と知り図書館へリクエスト。ホテル、トロリーバス、森、教会の屋根、おばあさんのバイオリンの中…どこに行っても家族の誰かがそこの生活にあわなくて17回も引っ越す、本当に不思議な家族。絵本というには文章が長いが、ユッタ・バウアーの絵とシュタムの文章が想像力をより膨らませる。それにしても「おじさんの帽子の上」とか実にシュール。最後、町の郊外の家に住んでいる絵はのんびりできていることがわかって、気持ちのいい風に吹かれている感じ。絵を見ているだけでもいろいろな発見がある。2020/01/05

tokotoko

28
スイス出身の作家さんと知って、興味を持った本。どんな世界が広がっているのかな?と思ったら、「ふしぎ」。ただ一言に尽きる。何回も読んだ。そしたら、ちょっぴり楽しい発見もあったんだけれど・・・やっぱりお話の真意は・・・??。でも、読者に「頭を固めないで~!自由に楽しんで~!」って思って書かれたのなら、私、思ーいっきり楽しんだことになります。「ふしぎ」って、もやもやも、イライラもするけど、「もう!知らーん!」って思った瞬間から、とっても楽しい気持ちに変わるもんだったんだね!2014/03/09

Cinejazz

9
引越しを繰り返す<不思議な家族>・・・奇想天外、問答無用、七転八倒する脳細胞、予想を覆す連続する面白さの虜になること請けあいです。 パパとママ、お爺ちゃんとお婆ちゃん、僕と妹のお引越し先は・・・青い電灯のある家、トロ-リバス、森の中、教会の屋根の上、バイオリンの中、ホテル、どこでもない場所、電話が三つある家、月、映画館、雨の中、雪の中の白いテント、海の中、帽子の上、橋の下、夢の中~町の郊外で永住?・・・あまりに奔放な家族の正体とは? 想像をめぐらしながら愉しめる、イラストも秀逸な大人の絵本です。 2022/04/25

魚京童!

9
どうしたらいいんだろうね。この長い時間。だから何なのって感じ。呆然とするしかない。それぞれの家はそれはそれで面白いし、絵がいいんだけど、そこから何も生まれない。私の心がついていけてないのかもしれない。もう一歩踏み込めない。何が悪いんだろうね。もう少し人生を愉しみたい。人生を愉しむのが何かわかってないけど。緊張の連続。007みたいになりたいのかもしれない。ゴッドファーザーもいいと思う。でも現実はありきたりで、繰り返しで、同じこと。何かに心を囚われる良し悪しを知ってから、静観して、ただ生きている。だから何なの2020/06/28

まみっち

8
本当に不思議な話でした。2013/07/06

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