男は遍路に立ち向かえ―歩き遍路四十二日間の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860953232
  • NDC分類 186.9
  • Cコード C0095

目次

第1章 発心の道場 阿波・二十三札所、二二〇・五キロ(第一日・六月二十九日 苦悶の十六キロ;第二日・六月三十日 若者たちとの出会い ほか)
第2章 修業の道場 土佐・十六札所、三八三・四キロ(第九日・七月七日 怪物の雄叫び;第十日・七月八日 友ができる道 ほか)
第3章 菩薩の道場 伊予・二十六札所、三五九・七キロ(第二十五日・七月二十三日 空を求める心;第二十六日・七月二十四日 壮絶なる闘い ほか)
第4章 涅槃の道場 讃岐・二十三札所、一五二・八キロ(第三十七日・八月四日 告白;第三十八日・八月五日 幻現る ほか)

著者等紹介

森哲志[モリテツシ]
1943年、長崎市生まれ。ジャーナリスト(元朝日新聞社会部記者)。イラク戦争下のサマワ、パレスチナ、アフガニスタンのほか、貧困とエイズ禍のアフリカ、さらにはシルクロード紀行など国内外でノンフィクション取材に活躍。アスリートの実像を描く人間ドキュメントにも定評がある。プロ野球選手の引退後の人生を追った『不屈のプレイボール』(河出書房新社)で、ミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つちのこ

35
わたくし事だが、今週から四国歩き遍路に出発する。今年3月から始めた区切り打ちの3回目で、今回は愛媛県の44番大宝寺からのスタートとなる。2週間後の結願を目指す予定だが、この本を読んで最後まで読まなきゃよかったと後悔している。前回中断した43番までのくだりで止めて、帰還してから最後までを読むべきだったと。それほど、88番大窪寺で結願を果たす著者の描写が感動的なのだ。果たして自分も、同じような感動を味わうことができるのだろうか。その瞬間はいかがなものか。元新聞記者だけあって文章も簡潔で読みやすい。⇒2023/05/15

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