内容説明
逃亡―迫りくるマインドコントロール、半世紀にわたる陰謀「銀の民」は地平線の彼方へ発つ。問題は何が見えるかではない。見る目をもっているかどうかだ。銀の感覚は誰の中にもまどろんでいる。事実が空想を呼び、空想が事実を招く。イーザウは密林のファンタジー、陰謀のファンタジー、古代のファンタジーを、9.11テロという歴史的事実とうまく絡み合わせた作品。
著者等紹介
イーザウ,ラルフ[イーザウ,ラルフ][Isau,Ralf]
1956年ベルリン生まれのファンタジー作家。ミヒャエル・エンデの目にとまり、作家デビューした
酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。和光大学表現学部教授。児童文学を中心に現代ドイツの文学の翻訳紹介をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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