内容説明
アフリカに、ブラックスというカラスの子がいました。ある日のこと、ブラックスはおかあさんにたずねました。「どうしてぼくの羽は、ただまっ黒なの?おかあさんの羽は、つやつやできらきらしているのに…」「あらブラックス、心からわらえば羽はかがやくものよ」「それなら、わらいかたをおしえてよ」ブラックスがたのむと、おかあさんはいいました。「東にいる大ガラスのところへいってごらんなさい。きっと、おしえてくれるわ。おまえは、かしこいし、もうじゅうぶんに空を飛べるでしょ」ブラックスは、大ガラスのところへいってみることにしました。
著者等紹介
イーザウ,ラルフ[イーザウ,ラルフ][Izau,Ralf]
1956年ベルリン生まれのファンタジー作家。ミヒャエル・エンデの目にとまり、作家デビューした
おおさわちか[オオサワチカ]
大澤千加。1973年生まれ。フランス在住。美術学校エコール・デ・ボザールで絵画を学び、絵画制作のかたわら絵本にも取り組む。現在はフランスの老舗出版社エコール・デ・ロワジール社、Nathan、Milan、Fleurus Pressなどで絵本や幼年誌などの挿絵を手がける他、アニメーションの制作にも取り組んでいる。絵本『ペンペンのなやみごと』(新風舎)は日本図書館協会選定図書に認定されている
さかよりしんいち[サカヨリシンイチ]
酒寄進一。1958年生まれ。和光大学表現学部教授。児童文学を中心に現代ドイツ文学の翻訳紹介をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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