内容説明
出版界に生き残りへの道は残されているのか！再生へのプログラムは見いだせるのか！出版産業の新たなビジネスモデルへ。
目次
「著者」の立場からみた新出版ビジネスモデルの提言（佐野真一）
出版ビジネスモデル（四元正弘）
財の特質からみた出版物（田中秀幸）
出版産業の新たなビジネスモデルへ（境真良）
座談会 出版界の可能性を求めて（佐野真一；境真良；田中秀幸；四元正弘）
著者等紹介
佐野真一［サノシンイチ］
ノンフィクション作家。１９４７年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家に。主な著書に、民俗学者・宮本常一とそのパトロン・渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』（第２８回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。１９９７年）など
四元正弘［ヨツモトマサヒロ］
１９６０年神奈川県生まれ。１９８４年東京大学工学部化学工学科卒（現、システム工学科）、サントリー（株）入社、生産技術研究所に勤務。８６年（株）ＰＣＣテクノロジー（植物細胞培養研究所）に出向。８７年（株）電通総研に入社。９９年電通が電通総研を吸収合併したことにより（株）電通に転籍。２００３年電通総研から、消費者研究センターに移動。現在、電通・消費者研究センター消費者情報開発部長。他に、筑波大学客員助教授、オリコン（株）顧問にも就任中。主な研究テーマは、消費者意識・動向変化、地方活性化、情報化社会／メディア産業論
田中秀幸［タナカヒデユキ］
東京大学社会情報研究所助教授。１９８６年東京大学経済学部卒業後、通商産業省（当時）に入省。同省及び自治省（当時）において、行政官として産業政策や地域政策などを担当するとともに、米国フレッチャー法律外交大学院を卒業。２０００年８月から現職。専門は、ネットワーク経済論、情報経済論。所属学会は、日本社会情報学会、日本経済政策学会、科学基礎論学会
境真良［サカイマサヨシ］
１９６８年東京都生まれ。１９９３年に通商産業省入省後、資源エネルギー庁公益事業部計画課（電気事業法改正担当）、国土庁地方産業振興室、瀋陽総領事館大連事務所勤務の後、現職。現在は、コンテンツ産業の海外展開支援、海賊版対策と構造改革支援を担当
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