内容説明
いま、日本の若者に失われた物は何だろう。道を極めた二人の先達遠藤虚籟(織物工芸家)、久松真一(哲学者)が求めた、平和思想の原点と、人間形成の理想とは。
目次
第1部 世界平和と日本人の真情―順霊の綴織工芸家遠藤虚籟の生涯と思想(遠藤虚籟の生涯と作品;遠藤虚籟の平和の哲学と現代;糸塚)
第2部 藝道の理念と実践―茶道を中心に(道としての藝術―藝道;型;型を超えて;抱石庵の平常底;茶禅一味)
著者等紹介
和田修二[ワダシュウジ]
1932年生まれ。京都大学教授、仏教大学を経て、名古屋女子大学教授。京都大学名誉教授
倉澤行洋[クラサワユキヒロ]
1934年生まれ。神戸大学教授を経て、宝塚大学教授。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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