内容説明
妊婦への薬物投与では胎児の催奇形性という点で、授乳婦には新生児・乳児の薬物中毒という点で、最大かつ細心の注意を払う必要があるということを周く知っていただくことが、本著の狙いです。
目次
A 総論 妊婦・授乳婦への薬の投与(妊娠の基本的知識;妊婦に投薬する時の注意点;胎児への薬物の影響;胎盤への薬物の移行;母乳中への薬物の移行;妊婦・授乳婦への嗜好品・栄養剤等の影響)
B 各論 薬効群別医薬品注意度別一覧表(神経系及び感覚器官用医薬品;個々の器官系用医薬品;代謝性医薬品;組織細胞機能用医薬品;生薬及び漢方処方に基づく医薬品;病原生物に対する医薬品;治療を主目的としない医薬品;麻薬)
著者等紹介
山崎太[ヤマザキフトシ]
1968年岐阜薬科大学卒業。1970年岐阜薬科大学大学院修士課程修了。1971年岐阜薬科大学助手。1980年高山赤十字病院薬剤副部長。1983年高山赤十字病院薬剤部長。1993年大垣市民病院薬剤部長。現職、岐阜薬科大学非常勤講師、名城大学薬学部非常勤講師
安田忠司[ヤスダタダシ]
1975年日本大学理工学部薬学科卒業。1975年大垣市民病院薬剤部に勤務。2000年大垣市民病院薬剤部調剤科長。2003年大垣市民病院薬剤部医薬品情報科長。現職、岐阜薬科大学非常勤講師、名城大学薬学部非常勤講師
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