内容説明
「多死社会」―。老いや死をしっかりと見据え最期までどうよりよく生きるかを考えていく医療。元気なうちから本人にとっての最善を考える「人生会議」が大切。
目次
プロローグ 東日本大震災での災害医療支援としての在宅医療
私の在宅医療の原点
桜とみかんの野福峠―へき地診療所への道
恩返しの俵津プロジェクト
第1回日本サービス大賞受賞
医師偏在の解決方法
開業20周年!感謝!
在宅医療のグローバル化
余命1週間からの復活―たんぽぽ寿司
「治す医療」と「支える医療」〔ほか〕
著者等紹介
永井康徳[ナガイヤスノリ]
医療法人ゆうの森理事長。たんぽぽクリニック医師。2000年に愛媛県松山市で在宅医療専門のたんぽぽクリニックを開業。職員3人で患者ゼロからスタートする。「理念」、「システム」、「人財」において、高いレベルを維持することで在宅医療の「質を高めること」を目指してきた。現在は職員数約100人となり、多職種のチームで協働して行う在宅医療を主体に入院、外来診療も行う。2012年には市町村合併の余波で廃止となった人口約1,100人の町の公立診療所を民間移譲した。このへき地医療への取り組みで、2016年に第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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