内容説明
江戸から明治、大正、昭和初期にかけての古建築18棟を紹介。伊予松山の玄関口として栄えた港町に残る、伝統的技術と歴史、人々の価値観に迫る。
目次
序章 風流に生きた三津の町衆
第1章 三津の古建築を巡る(木村家―明治時代の暮らしを映す町家;塩元売捌所―伝統的な土蔵造りの塩の倉庫;鈴木家―家人の偉業を語る陶器の欄間;森家―三津の鯛が味わえる俳諧ゆかりの家 ほか)
第2章 港町三津、千四百年の歴史(古代;室町時代;江戸時代;明治時代 ほか)
著者等紹介
池田由美[イケダユミ]
神奈川県横浜市生まれ。昭和61(1986)年、お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。昭和63年、東京大学大学院理学系研究科修士課程(人類学)修了。夫の仕事の関係で大阪、東京、姫路、イギリス、愛媛に住む。愛媛で、民家・古建築の調査研究に携わる松山東雲短大の犬伏武彦先生に出会い、指導を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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