地獄を見た11人の天才投資家たち―何が悪かったのか。一兆円の損失が残した教訓

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860860523
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0034

内容説明

何を避けるべきか。何をすべきでないか。ウォール街歴23年の辣腕投資アドバイザーがそれぞれの「失敗」の分析を通して導き出した「成功」の要諦。

目次

第1章 オーブリー・マクレンドン―レバレッジという諸刃の剣は使い方に注意
第2章 フォルクスワーゲンとポルシェ―ついに買う側が勝利し、空売り投資家は大損失
第3章 カーク・カーコリアン―投資に当たっての精査を怠りなく
第4章 デイビッド・ボンダーマン―ローリング・ストーンズにも払いすぎたって?
第5章 ビル・アックマン―ルールを逸脱するということ
第6章 ニック・マウニス―信頼するが検証もする
第7章 レオン・クーパーマン―リターンはときに詐欺師にもたらされる
第8章 リチャード・ゼナ―ファッションは変わるが歴史は変わらない?
第9章 ジェフ・グラント―スタイルの変化・ダメになるまでは素晴らしかった
第10章 クリス・デイビス―保険会社のように装っていたが、実態は違っていた
第11章 マドフ事件―強欲よりも邪悪な詐欺師

著者等紹介

ワイス,スティーヴン・L.[ワイス,スティーヴンL.][Weiss,Stephen L.]
ウォール街の名立たる企業で過去23年間仕事をしてきた。現在は、ニューヨーク市にある投資銀行のシニア・マネージング・ディレクターとして、株式部門のトップを務めている。オッペンハイマー社の機関投資家向け営業を経てソロモン・ブラザーズ社に移り、最終的に500人を擁するグローバル・リサーチ部門を統括し、株式部門のスポークスマンとなった。また、伝説のヘッジファンド・マネージャーであるスティーブン・コーエンのもとで、SACキャピタルの経営に参加した

神戸孝[カンベタカシ]
1956年、埼玉県生まれ。早稲田大学法学部卒。1980年、(株)三菱銀行入行。1987年、日興證券(株)入社。以後一貫してFPサービスを中心とするマーケティング手法の企画・開発に携わる。1999年、日興證券(株)を退社後、FPアソシエイツ&コンサルティング(株)を設立。わが国を代表する独立系FPの一人として、自ら個人・法人等のコンサルティング、各種講演会・講習会講師などを行う傍ら、全国の独立系FPのための支援ビジネスを展開している

松木千賀子[マツキチカコ]
静岡県生まれ。ジョージワシントン大学経営大学院卒。外資系石油会社の経営企画部、販売企画部等にて主にアナリストとして従事。2003年、FPアソシエイツ&コンサルティング(株)に入社。多くのリタイアメント層の顧客の担当として、投資信託の分析やポートフォリオ作成を行っている。金融・経済誌への寄稿、講演など、幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マサ

0
過去の成功や経験に引きずられるあまり、現状に対する理解・調査を怠り、失敗するというケースが多い。 自信過剰のあまり、視野狭窄にならないようにしたい。2014/07/12

キミ兄

0
マーケットの下降局面、特に2006年以降の巨額損失事件に焦点。教訓の具体性に乏しい。2011/02/01

gonbee

0
当たり前というか、よく言われている事をわかりにくくかいている。コンセプトや構成は素晴らしいんだけど。ファンド(投資信託)への投資を行っている人にプライオリティが置かれているのはアメリカならではか。直接投資にも使えるでしょと言われればその通りだが。2010年に出された割には、リーマンショックへの触れ方が甘いのも不満、あれ以降世界は変わったのに。有能な投資家の失敗がメインだが、読者の大半はそこまでいってないだろう。自分の投資ルールを守れ、なんて、まず自分のルールを確立できている人がどれだけいるか。ある程度上級2011/12/12

naz

0
プロの投資家が犯した10個の失敗(+1)が第3者の視点から描かれ、実際に失敗する前に他人の失敗から学ぼう、という本。投資したことのある人なら青くなるような状況が満載で、読み物としては楽しい。教訓の方は、レバレッジや集中投資に注意、投資する前にちゃんと調べる、など当たり前といえば当たり前な感じで直接的に役に立つかというと微妙。ストーリーとしてお勧め。2011/01/14

シエナ

0
大成功を収めた投資家ですら、致命的なミスによりその全てを失うことがある。 失うとまずいものを賭けてはいけない。 投資にはリスクがあることを忘れずに行わなくてはならない。しかし、人間は楽観バイアスがかかるためそのことをしばしば忘れてしまう。2018/11/17

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