出版社内容情報
オランダ「金の石筆賞」受賞作品
ユニークな輝きを放つ、幻のオランダ絵本、復刊です!
レナレナは、ふつうのなかに、フシギを見つける女の子。毎日が発見だらけ、出会うものはみんな友だち。ミミズ、オサカナ、古いサングラス、タマゴ……自分の髪の毛だっておもしろい。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikutan
70
レナレナはふつうのなかにフシギを見つける女の子。左側に前半は16こま、後半は8こまに区切られた、益田ミリさんのようなゆる~い絵が、右側に淡々とした語り口の文章が、不思議な世界を醸し出している。江國さんのエッセイで紹介されていた一冊。ポイントは彼女の髪の毛かな。小さな動物たちとの関わりや彼女の日常。奇抜な発想がなんともユニーク。2020/09/03
gtn
19
ミミズのために橋になってあげる。ミーの裸体で遊ぶ。馬に自分の髪を食べさせる。それは皆、対等の友達だから。他意がない分、ストレスもない。2021/01/11
mntmt
15
子どもの頃を思い出した。2019/10/09
ヒラP@ehon.gohon
13
不思議な絵本(?)ですが、レナレナの感覚にはついていけません。2019/09/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『絵本といっしょに まっすぐ まっすぐ』 https://bookmeter.com/books/11030688 で紹介されていて未読だった絵本。レナレナの行動は風変わり、でも日常の中に不思議を見つける天才です。雨のしずくをためて「雨茶」を作ったり、人間の髪の毛を食べてみたいというねずみに、逆立ちして自分の髪を食べさせたり…。 左側にコマ割りの絵、右側に文章とこちらも風変わりなつくりの本ですが、レナレナにはピッタリ。2021/02/20
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