著者等紹介
レーク,ワウター・ヴァン[レーク,ワウターヴァン][Reek,Wouter van]
1960年、オランダのフォルスコーテン生まれ。1978年に、美術学校リートフェルト・アカデミーに入学し、1984年に卒業した。以来、絵もストーリーも自分で書き下ろした子ども向けCGアニメーションを製作している
野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年東京生まれ。早稲田大学英文学科を卒業後、翻訳家に。1985年より5年間、ヨーロッパに住んだ経験を生かして、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を紹介している。紙芝居文化の会運営委員、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員、JBBY(日本国際児童図書評議会)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
15
発明や工夫も、欲張って複雑になればなるほど、自縄自縛になる。2020/11/06
ケ・セラ・セラ
11
発明って難しいけれど、考えるのは楽しいよね。発想はどんどん広がる。今作は、広がり過ぎてページからはみ出さんばかりの絵と、スタンプによって描かれたページが楽しい。失敗発明案の片付け方には驚笑。シンプル イズ ベスト。発明の本、最後のページは…。2019/11/21
魚京童!
10
やりたいことはいっぱいあるのに、できることは限られている。やりたいことがわからなくなった。お酒に呑まれて死ぬ人生なのだろうか。それとも老衰するまで生きるのだろうか。自分で意思決定したいよね。お酒を飲むっていう。2021/01/10
紅花
6
設計図がやばすぎ〜〜息子ちゃんあれ以来机に向かって、設計図に燃えている。ケープドリとツングステン、相変わらず良いコンビだなぁ・・・息子にとってはこのコンビ、バムケロと同じぐらいお気に入りみたい。2014/01/08
遠い日
6
ケープドリと犬のツングステンは、あいかわらずいいコンビ。 ニワトコの実をとる発明をしようとがんばる。ケープドリの設計図は、どんどん広がる発想に、複雑に妄想味をおびた様相を呈して、収集がつかない。ある時点で2次元が3次元に切り替わるのがおもしろい。発明はやっぱり、複雑で扱いの難しいものより、シンプルで誰にでも簡単に使えるものがいい。ツングステンの発明は、笑っちゃうほどにシンプル。じゅうぶん、ニワトコの実はとれたし、ツングステンの願いはかなったし。 2013/03/09