内容説明
襲撃されたとき乗っていた馬車を詳細に調査し、大久保最期の場面を再現して、通説を正す。断固たる決断力が冷酷とも評されてきた政治家の生と死を、緻密な取材と史料の丹念な読込みにより鮮やかに蘇らせる。
目次
第1章 大久保利通の肖像(思い出スケッチ;ピンクの手紙 ほか)
第2章 豪邁沈毅(何事も命がけ;岩倉使節団 ほか)
第3章 西郷隆盛との別れ(加治屋町の仲間;並び立つ両雄 ほか)
第4章 暗殺現場の真相(馬車の血痕;御用箱の謎 ほか)
著者等紹介
横田庄一郎[ヨコタショウイチロウ]
1947年生まれ。評論家。元朝日新聞記者。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。足を使った綿密な取材で歴史や音楽の分野で知られざる史実を掘り起こし、興味深いルポルタージュを書いてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件