内容説明
5じ15ふん。あわてんぼうさんがようやく目をさましました。やくそくのじかんは6じちょうど。あわてんぼうさんははしります。
著者等紹介
ライマ[ライマ]
本名、頼建名、1968年生まれ。私立協和高級工商職業学校美工科卒業後、児童日報の美術編集の仕事を経て、1995年に初めての本『我變成了―隻噴火龍了』(直訳:火噴き龍になったぞ)を出版。台湾を代表する絵本作家の一人。台湾の児童書の賞を数多く受賞している
宝迫典子[ホウサコノリコ]
中国語圏の本の紹介に力を尽くす一方で、中国政府認定評茶員・茶芸師としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
14
台湾の絵本。おもしろいです。コミカルな絵も楽しめました。2018/11/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
主人公は怪獣のあわてんぼうさん。寝坊して約束の時間に間に合わせようとひたすら頑張る。各ページに時計があり、めくると時間が過ぎていくのがわかります。 『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【元気になりたいとき】2021/02/03
紅花
7
村のみんなとあわてんぼうさんの様子を時計と共に過ぎていく。この人だれ?何がはじまるの?という疑問や緊張感が少しずつとけてきて・・・最後は大オチ。なんだかホッとしたけど。2015/04/27
mikipon
5
各ページに時計がはっきりと描かれていて、ちょっと勉強にもなる。時計が読めるようになった子供たちと読むといいだろうな。その時間にみんな何をしているか?探しながら読むと楽しい。2014/02/05
ここ
4
図書館☆7歳8ヶ月。算数の時計に悪戦苦闘していた娘でしたが、苦手意識を克服できた?!自らこちらの絵本を持ってきてくれました。「おおきな木のほこら劇場」で6時からぬいぐるみ劇がはじまります。村の住人たちは6時に向けて準備をはじめるけれど、あわてんぼうさんはといえばお昼寝の真っ最中!刻一刻と迫る時間。「今何時?」だけでなく「何分で着替えた?」「あと何分で約束の時間かな?」など質問を織り交ぜつつお話ししました。時計を読む!から、時間を逆算して、行動するという実践を教えてくれる絵本となりそうです。2021/04/29