内容説明
よく笑うと自然治癒力が高まります。医者いらず薬いらず。
目次
第1章 健やかに老いる幸せ(歳とともに自然に近い生活を取りもどす;うれしいと笑みが出るのは本能である ほか)
第2章 一日一回大笑いのススメ(ほどほどのところで笑えれば「うつ」は防げる;「笑い」は老化を防ぎ、ボケを遠ざける ほか)
第3章 笑った数だけ元気になる(自然に向かって語りかけられれば頭はやわらかい;ジョークを言おうとする精神が頭をよくする ほか)
第4章 「安らかな自分」に出会う(嫌なことに出会うと、人の体の中はどうなるか;「笑い」は気から、これが積極的人生の源だ ほか)
第5章 人生の旅は「笑いながら」がいい(お金やストレスとは、ほどよくつき合う;人生は、損得勘定でははかれない ほか)
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
精神神経科・斎藤病院名誉院長として、悩める現代人の「心の安らぎコンサルタント」として、また、日本旅行作家協会会長、日本ペンクラブ名誉会長など多方面で活躍。2006年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みち
23
学術的な要素は少しあるが、人生の先輩としての助言という感じ。プラスとマイナス、ゼロで丁度良い。ストレスの初期に笑いで脳をごまかす。感謝する。不幸はななめから見る。なぜムカっとするか。など物事の考え方を教えてくれる。やはり人と一緒に笑う。これが1番良いような気がする。優しい語り文章なので、モタさんのお話を聞いてる気分になりました。2018/12/12
kanki
15
面白いと思って世の中を眺めてみる。祝福されてると思い込む。感謝してみる2024/04/18
さいちゃん
9
「笑い」が老化防止や人間関係の潤滑油、自然治癒力アップという精神衛生にも体の健康にも大いに役立っていることを優しい語り口で述べている。マイナス因子が溜まりストレスが増加する前に心の中ででもいいから無理をしてでも笑ってしまえば別の世界が見え、楽しくなるという。確かに笑いは心を解放してくれ日々の生活も楽しくしてくれる。幸福の元だね。2019/03/16