内容説明
ケイティが美術館でであったのは、白いすてきなドレスをみにまとったおひめさま。ふたりは服をとりかえっこすると、美術館の中をたんけんしはじめました。すると、絵からとつぜん、鳥がとびだしてきて…。元気いっぱい、しりたがりやの女の子・ケイティがまきおこす、びっくりゆかいな名画のなかの大冒険。スペイン絵画の巨匠たちの絵を細やかに読み解いて、親しみやすい物語をつむぎます。アートが子どもの生き生きとしたファンタジーを大きく育てる人気シリーズ、第8作。
著者等紹介
メイヒュー,ジェイムズ[メイヒュー,ジェイムズ][Mayhew,James]
1964年イギリス生まれの絵本作家。メイドストン美術大学でイラストレーションを学ぶ
西村秀一[ニシムラヒデカズ]
1984年山形大学医学部卒業後、CDC(米国疾病対策センター)インフルエンザ部門留学、国立感染症研究所主任研究官などを経て、現在は仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター長
結城昌子[ユウキマサコ]
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、アートエッセイスト。1993年『ゴッホの絵本 うずまきぐるぐる』(小学館)を刊行して以来、子どもとアートをつなぐ様々な活動を開始。ワークショップや講演、小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。また、国内外の美術館、アート作品を訪ね歩き、雑誌・新聞・TVなどで紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Monsieur M.
8
ベラスケスとゴヤには昔から関心があるのに、しっかり勉強したことがない。一度画集を読んでみたい。2022/01/30
しろくま
4
ケイティシリーズ第8巻。ベラスケスやゴヤなどスペインの画家達の作品が登場。絵の中のマルガリータ王女と服を交換して遊べるなんて楽しそうです。このシリーズ、作品の中に入って楽しみながらさりげなく時代背景などもわかってとてもよいと思います。2017/05/24
憩子
2
ケイティはお誕生日に着るドレスの参考に美術館へ。すると絵の中の王女様が声を掛けてきました。ベラスケス、ゴヤ、ムリーリョ。スペインの画家の絵が紹介されています。2021/01/24
かお
2
ちゃんと絵画の写真もあるし、プラド美術館の中を見てるようで楽しかった。大人でも楽しめます。2014/02/06
ドラン3世
1
絵画のお姫様と遊べるなんて羨ましすぎる!でもやっぱり子供なんですね、お転婆なお年頃です。ケイティもお姫様に間違われてまんざらでもないですかね。「手すりにもたれる少年」がすごく素敵。人柄ももちろん絵画も気になります。2014/08/03
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