内容説明
元気いっぱい、しりたがりやの女の子・ケイティがまきおこす、びっくりゆかいな名画のなかの大冒険。後期印象派の画家・ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンの絵を細やかに読み解いて、親しみやすい物語をつむぎます。アートが子どもの生き生きとしたファンタジーを大きくそだてる人気シリーズ、第1作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
28
美術館を訪れたケイティが名画の中に入ってしまいます。ゴッホの「ひまわり」「夜のカフェテラス」、ゴーギャン、セザンヌ。後期印象派の展示会だったようです。小さい頃に、この本に出会っていたら、もっと絵画について詳しくなれたかも。2024/12/09
ヒラP@ehon.gohon
27
少女ケイティが、絵画の中に入ったり、絵画の中の物を取り出したり、お転婆ぶりを発揮しながら、美術館を楽しませてくれます。 「ひまわり」だけでなく、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌと、後期印象派の画家の個性的な絵をめぐる不思議なアドベンチャーでした。2023/07/05
きりこ
26
明るい光を求めて南仏を住みかとしたゴッホやセザンヌ。遠いタヒチまで行ってしまったゴーギャン。そんな巨匠達の絵画をモチーフにした美術絵本。 絵画には物語がある。想像をかきたてる絵がある。絵画の面白さを知ることができる絵本だと思います。 2013/06/06
Cinejazz
13
ケイティは、お婆さんと一緒に、美術館に出かけて行きました。ケイティは、ソファーで座ったままのお婆ちゃんから離れて、色鮮やかな明るい絵でいっぱいのギャラリ-を見ていると、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホという人が描いた『ひまわり』の絵の前で立ち止まり「このタネ、おうちまで撒いいてみたいなぁ」と、おもわず手を伸ばしたとたん、絵のひまわりが落ちてきた⁉・・・〟後期印象派のゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンの絵の中で、ケイティの冒険が繰り広げられる「ふしぎ美術館」シリ-ズの第1巻。2025/01/03
kaorin
12
8歳の娘に読み聞かせ。ゴッホが好きな娘は「夜のカフェテラス」の絵になると「これ!好きな絵だー!」と嬉しそう。名画の中を冒険できる、素敵なシリーズ。2016/09/20