内容説明
みあげれば、くやしい日乗の水瀬のむこう、書くことで立ち上がってくるふる里がある。越前、道守荘、社郷、狐川、わたしの呪文、わたしの呪術。北陸、「木立ち」抒情派の『往還草』につづく声霊紀行、待望の新詩集。
目次
草の章(雑歌、草しずく)
霊の章(蔵;雨の階;空の書きもの;白骨草;草の旅;夏の耳;草の背中;閑の声;草礼;草の箋;空の声・おしずかに;草棺;草歌)
譚の章(草のあとがき)
著者等紹介
川上明日夫[カワカミアスオ]
1940年旧満州国延吉県延吉市生まれ。詩誌「木立ち」主宰・「歴程」同人。日本文芸家協会・日本現代詩人会・日本詩人クラブ会員。日本詩歌文学館評議委員・福井県詩人懇話会各会員。大阪文学学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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