SBC学術文庫
ナポレオン戦争〈第3巻〉―欧州大戦と近代の原点

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860750268
  • NDC分類 235.06
  • Cコード C3322

目次

第8部 ロスバッハの復讐―一八〇六年対プロイセン戦役(ホーエンツォレルン家という名の偽善者;戦争計画 ほか)
第9部 冬の戦争―東プロイセンおよびポーランドにおけるナポレオン遠征一八〇六年一〇月~一八〇七年二月(ワルシャワへの進撃;兵員と物資 ほか)
第10部 春の再起―対ロシア戦の再開からフリートラントの戦いおよびティルジット条約まで(建て直し;ハイルスベルクの戦い ほか)
第11部 イベリア半島での策謀―スペイン・ポルトガル遠征一八〇七~一八〇九年(リスボンへの道;仕組まれた危機 ほか)

著者等紹介

チャンドラー,デイヴィッド・ジェフリ[チャンドラー,デイヴィッドジェフリ][Chandler,David Geoffrey]
1934年イギリス生まれ。オクスフォード大学キーブル・コレッジ卒業。1960~94年サンドハースト王立陸軍士官学校戦史部教官(1980~94年主任教官)。イギリス軍事史学会名誉会長、王立歴史学協会・王立地理学協会各会員、国際ナポレオン協会学術顧問。18~20世紀のヨーロッパ軍事史に造詣が深く、その功績で1991年オクスフォード大学より名誉博士号(D.Lit)を授与される。海外での評価も高く、国際軍事史学会副会長、オハイオ州立大学・ヴァージニア軍事研究所・アメリカ海兵隊大学校で客員教授も務める

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967年東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。神奈川県立外語短期大学助教授。博士(史学)。専攻は近代イギリス政治外交史

糸多郁子[イトダイクコ]
1964年東京都生まれ。津田塾大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。桜美林大学短期大学部英語英文学科助教授。専攻は近現代イギリス文学

竹村厚士[タケムラアツシ]
1966年神奈川県生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程在学中。専攻は近代フランス兵制史

竹本知行[タケモトトモユキ]
1972年山口県生まれ。同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程在学中。花園大学非常勤講師。専攻は近代日本兵制史
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感想・レビュー

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ゲオルギオ・ハーン

22
3巻はドイツ・ポーランド戦役からスペイン戦役の途中でナポレオンがフランスに帰るまで(ラ・コルーニャの戦いまで)。この巻からナポレオンの戦術や戦略に思い込みや戦力温存によるミス、有能な上級指揮官たちを上手く管理できないなどのほころびが出てくる。ドイツ・ポーランド戦役では(ベルナドット元帥の重大な命令違反があったとはいえ)ダヴー元帥がいなければイエナ・アウルシュタットの時点で敗北していたし、その後の戦いも結果的には勝利だが多くの損害を出している。原因は直属の親衛隊の出し惜しみや攻撃の狙いが読まれやすかった。2023/06/15

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