SBC学術文庫
ナポレオン戦争 〈第2巻〉 - 欧州大戦と近代の原点

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860750251
  • NDC分類 235.06
  • Cコード C3322

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

23
2巻目はエジプト遠征からアウステルリッツの戦いまで。また、この頃に整備した大陸軍(グランド・アルメ)の組織体制、兵装についても解説している。イタリア遠征軍異なり、補給体制や連絡線も整備されていること、ナポレオンの戦略で統一されるため連合軍とは比べ物にならない組織力がある。武装はそれほど強くはないが、機動力とナポレオンの駆け引きの上手さ(相手に真意を読ませず、部隊を散開させるように誘導する)、上級指揮官たちの優秀さで快進撃を続ける。ただ、弱点となってくる部分もチラホラ出てくる。2023/05/26

toriarii

1
エジプト遠征から、戦争芸術の粋と称されたアウステルリッツ三帝会戦までが記載されている。エジプト遠征のイギリスの海上封鎖もさることながら、戦場で全ての解決を図ろうとするナポレオンの悪い点が良く現れている戦役だと思う。フランス帰還以後のナポレオンの政治活動、当時の社会状況に関しても描写がなされている。フランスの砲、部隊編制の解説もされているが、他国軍と比較できる資料が無いためなんとも…。 三帝会戦での両軍の作戦計画と修正を見ると、状況に合わせて適宜計画に修正を加えることのできるナポレオンの手腕の高さ光る。2013/04/13

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